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公開日 2026-09-30

新しいボトルがプラスチック臭い:においの出どころと突き止め方

においのクレームは反論しにくく、対応を誤りやすいものです。最初の仕事は直すことではなく、どの部品が原因かを突き止めることです。

まず部品を特定する

ボトルはたいてい本体、蓋、パッキン、ときにストローやインフューザーなど複数の部品でできています。材質が違うことも、仕入れ先が違うこともよくあります。「ボトルが臭う」が全部品に当てはまることはまれです。

部品を分けて、1 つずつにおいを確認してください。当社の経験では、この一手だけでにおいのクレームの大半は答えが出ます。

主な 4 つの原因

  • 本体の樹脂または着色剤:材質や色によってにおいの強さが違い、材料ロットによっても変わることがあります。
  • シリコーンパッキン:においの原因としてよくある部品で、本体が無臭でも水ににおいが移ることがあります。
  • 梱包:生産直後に袋へ密封すると、樹脂、箱の印刷インク、外箱そのもののにおいがこもり、お客様が開けたときに出てくることがあります。
  • 生産時の残留物:梱包前に清掃されなかった表面に残った、成形や組立の痕跡。

原因ごとに対策が違うので、推測で動くと高くつきます。

バイヤーがサンプルで確認する方法

絞り込みに検査機関は要りません。

  • 開封してすぐにおいを確認し、部品を袋から出してしばらく置いてからもう一度確認する。においが弱まるなら、梱包やこもったにおいが原因の可能性が高い。
  • ボトルを分解し、部品ごとににおいを確認する。
  • 部品をぬるま湯と中性洗剤で洗ってすすぎ、使う人と同じようにお湯を入れる。その水の味とにおいを確かめる。
  • 別の箱、別のロットのサンプルと比べる。

分かったことを書き留め、部品の写真と一緒に送ってください。クレームが、工場が対応できる情報に変わります。

工場がその結果をどう使うべきか

  • パッキンなら:パッキンの材質とグレードを確認し、代替のパッキンがあるかを聞く。
  • 本体なら:そのロットの樹脂ロットと着色剤を、問題のなかった過去ロットと比べる。
  • 梱包なら:生産から袋詰めまでの時間と、袋と箱の材質を見直す。
  • 残留物なら:梱包前の清掃工程を追加または改善する。

においが消えるまでどれくらいかかるか、ある工程変更でにおいがなくなるかは、製品と材質によって違います。その答えは一般論ではなく、実際の製品での試験から出すべきです。

においと安全性は別の問題

においは品質とお客様の体験の問題です。においがあることだけで安全でない証拠にはならず、においがないことも安全の証拠にはなりません。

安全性は、販売先市場向けの食品接触の試験報告書で示します。においのクレームからお客様が安全性を尋ねてきたら、報告書で答え、においは別の品質問題として扱ってください。市場ごとに必要な報告書は、食品接触の記事をご覧ください。

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