最低ロットと金型費 — カスタムボトルの価格を実際に決めているもの
「最低ロットはいくつですか」はほぼすべてのバイヤー様が最初に聞かれる質問です。正直にお答えすると、4つの要素で決まり、そのうち3つはお客様側で調整できます。

最低ロットを実際に決めているもの
たいていは色数が一番効きます。色替えのたびに機械のパージが必要で、そのパージ費用は500個の注文でも5,000個の注文でも同じです。小ロットで4色使えば、実質的な最低ロットが4倍に膨らむこともあります。
次に梱包です。カラー箱には印刷側の最低ロットがあり、製品側より高いことがほとんどです。OPP 袋にはほぼありません。初回発注で標準梱包を選ぶことが、最低ロットを下げる一番簡単な方法です。
3つ目は加飾の版代です。シルクの版やパッドのクリシェは色ごと・デザインごとの費用で、数量では下がりません。4つ目は新規金型の有無で、これがあると話がまるごと変わります。
新規金型に投資すべきとき
金型は一度だけ払う固定費です。見合うかどうかは単純な計算です — 金型費を最初の2年間で見込む数量で割り、その1個あたりの金額を、既存金型を使った場合の節約分と比べます。
販促案件や小売への初参入案件の多くでは、既存金型の改造 — 蓋を変える、容量を変える、握りを変える、色を変える — で差別化の8割が、わずかな費用と6週間短い納期で得られます。新規金型をお見積もりする前に、まずこちらをご提案するのが通例です。
少量の初回発注を受けてもらうには
色数を1〜2色に絞る。標準梱包を選ぶ。新しい構造ではなく既存金型にロゴを入れる形にする。複数の製品を1本のコンテナにまとめ、出荷全体として流す価値があるようにする。
これは試験的な発注だとはっきり伝え、そのあとに見込んでいる数量も併せてお知らせください。工場は、次につながる2,000個のテスト発注なら無理を利かせます。守りの見積もりになるのは、二幕目のない注文です。
お送りいただきたい情報
想定数量、色数、ご希望の梱包、仕向港、新規金型の要否。この5つがあれば、きちんと見積もりできます。これらがない状態で出す数字は、方針の顔をした当て推量にすぎません。