外装箱・パレット・コンテナ積載 — ドリンクウェアの物流費が実際に決まるところ
ドリンクウェアは低密度貨物です。つまりボトルの中の空気を運ぶ費用を払っています。一般的なボトルの発注では、運賃と梱包を合わせると陸揚げコストの5分の1に達することもあり、その大部分は外装箱を見積もる前の段階で決まっています。

コンテナを埋めるのは重量ではなく容積
40HQ の容積はおよそ 68 m³、重量はおよそ26トンです。プラスチックボトルを積んだコンテナは、重量制限に近づくずっと手前で容積制限に達します — 通常8〜11トンです。つまり箱の中の空間1センチごとに運賃を払っていることになります。
役に立つ数字は「箱あたりの個数」ではなく「立方メートルあたりの個数」です。どの供給元にもこの数字を尋ねれば、外装箱の寸法が違う2つの見積もりを比較できます。
どんな梱包の工夫よりスタッキングが効く
ストレート形状で内側に重ねられるタンブラーは、同じタンブラーに固定ハンドルが付いたものと比べて、立方メートルあたり2〜3倍の個数を積めます。図面段階で本体にわずかな抜き勾配を入れておくことが、重ねられるかどうかを決めます。
価格が厳しい案件で形状が許すなら、スタッキング仕様をご相談ください。金型費は変わらず、当社がご提案できる陸揚げコスト削減策としては最大の効果があります。
蓋と付属品は別に積む
蓋を締めた状態でボトルを積むと、首元の容積をまるごと無駄にします。蓋を別の段または別の内箱にまとめ、組立はお客様側または当社側で行うことで、外装容積を15〜25%節約できることがよくあります。
その代わり、どちらかで組立の手間がかかります。小売そのまま出せる案件では組立・個包装済みが適していますが、バルクや販促案件では分けたほうがほぼ確実に有利です。
外装箱の寸法は好みではなく規格の問題
1200 × 1000 mm のパレット面にきれいに割り切れない外装箱は、パレット上とコンテナ内の二重で空間を無駄にします。当社はパレットから逆算して外装箱を決め、そのあとに内装を決めます。順序を逆にはしません。
輸出用ドリンクウェアの標準は5層段ボールです。フルコンテナで海上輸送する軽い単層ボトルなら3層でも問題ありませんが、バラで扱われるものには向きません。
ブッキング前に外装データを確定する
外装箱の寸法、総重量、正味重量、箱あたり個数は、パッキングリスト、船荷証券、通関申告に記載されます。ブッキング後に数字が変わると船荷証券の訂正が必要になり、仕向地によっては通関で遅延します。
当社は図面からではなく、実際に梱包した箱を測って外装データを確定してからブッキングします。混載の注文ではこれが思っている以上に効いてきます — 箱の高さが一つ違うだけで、パレット数も積付計画も全部変わります。