シルク印刷、パッド印刷、レーザー刻印 — ロゴにどれを使うか
ボトルにロゴを入れること自体は簡単です。食洗機とジムバッグと40日間のコンテナ輸送を生き延びるロゴを入れるのは、生産上の判断です。

シルク印刷
メッシュの版を通してインクをボトルに押し出します。1色につき1枚の版なので、費用は数量ではなく色数で増えます。発色が強く不透明で、販促用ドリンクウェアの標準です。
制約は、細かいグラデーションや写真表現がうまく出ないこと、そして色を足すたびに版の段取りが増えることです。ベタの2〜3色が最も相性が良い範囲です。曲面やテーパー面では、まっすぐ刷るためにデザインをあらかじめ歪ませる必要があります。
パッド印刷
シリコンのパッドが凹版からインクを拾い、部品に押し当てます。パッドが変形するので、シルク印刷では届かない凹んだ面や不規則な面にも入ります — 蓋の天面、テクスチャーのあるグリップ、小さな曲面などです。
シルク印刷より細かい表現ができますが、インクの膜が薄いため、濃色のボトルにベタで乗せる力は弱くなります。大きな面のベタより、小さなマークや細い線画に向いています。
レーザー刻印
レーザーが表面層を除去または変色させます。インクを使わないので剥げようがなく、部品が使われる限りマークは残ります。多くの樹脂では色ではなく濃淡のコントラストになり、控えめで上質な印象になります。
ブランドカラーは出せません。特定の Pantone に依存するアイデンティティなら、レーザーは適していません。また1個あたりの時間が印刷より長く、大量になるとそれが効いてきます。
熱転写
まずデザインをキャリアフィルムに印刷し、熱と圧力でボトルに転写します。画像を平面で印刷するため、シルク印刷では出せない多色、細部、グラデーションを表現でき、丸い胴にも巻き付けるように転写できます。
他の印刷と同様、表面に載っているものです。密着性と食洗機耐性を試験し、実際のボトル形状でサンプルをご承認ください。
実務上のご案内
ベクターデータ — AI、EPS、PDF、SVG — で、フォントはアウトライン化してお送りください。ウェブサイトから拾った JPEG はトレースし直す必要があり、時間がかかります。
量産前に印刷サンプルをご確認いただき、その際に密着試験も併せてご依頼ください。当社はロットを出す前に、こすり、テープ、食洗機の各試験を行っています。輸送中に剥げるロゴは、返品されるコンテナと失われる取引先に直結するからです。
当社で最もよく使う方法は、シルク印刷と熱転写の2つです。既存モデルでの印刷サンプルは約3日です。